なぜ加齢で精力は減退するのか?その原因と予防方法を解説

なぜ加齢で精力は減退するのか?その原因と予防方法を解説

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精力減退

年齢とともに、精力は減退していきます。ではなぜ年齢を重ねると精力が落ちてしまうのでしょうか。精力減退に結びつく要因を探ることで、精力減退の予防法が見るかるかもしれません。

ここでは、なぜ加齢で精力が減退するのか、徹底的に調査してみましょう。

精力減退とは?

ひと言で精力減退と言っても症状には個人差があり、同じ年代でも人によってかなり違いがあります。加齢とともに精力が減退するのは間違いありませんが、中高年でも精力がみなぎる人もいれば、若くても精力減退で悩んでいる人もいます。「年齢とともに精力が減退する」とひとくくりにできないのが、精力減退なのです。

精力減退の原因はいろいろあります。過度のストレスや緊張のために精力が減退することもあれば、生活習慣の乱れで起こることもあります。特にストレスや緊張による精力減退は、中高年だけでなく若い人の性機能も減退させます。また、生活習慣の乱れは、食生活の偏りや睡眠不足などが主な原因となっています。

このような状態が長期間続くと血液循環が悪くなり、精力減退へとつながります。過度な喫煙や飲酒も精力減退の原因となりますが、多くの場合喫煙や飲酒だけでは、そこまでひどくなることはありません。喫煙や飲酒に加えてストレスや生活習慣の乱れが重なると、目に見えて精力が減退してくるのです。

また、精力減退にはその人の性格も影響しているようです。細かいことをくよくよ悩む人と、何事にもおおらかな人とでは、すべての面で違いがあります。それは、精力の面でもいえることです。何でも思い悩む性格の人は、若くても精力が減退する傾向にあるようです。

このように、加齢やストレス、性格などが微妙に入り混じって、精力減退という目に見える形で現れてきます。では、これらの要因が、人間の体のどこにどう影響するのでしょうか。

テストステロンとは

テストステロンは、男性ホルモンの一種です。テストステロンの分泌が多いと男性らしくなり、活動的で精力的になります。反対に、テストステロンが少ないと、男性らしい行動があまり見られなくなります。

さらに、テストステロンは筋肉を作り、男性の性行動や性機能とも密接なつながりがあります。このように、テストステロンは男性らしさを維持する上で非常に大切なホルモンなのです。

精力減退も、テストステロンが不足することによって引き起こされますが、ストレスや緊張などがあると、このテストステロンの分泌に影響が出ることがわかっています。若い人でも精力減退が起るのはそのためです。

加齢でテストステロンが減少するわけ

テストステロンは、精巣の中のライディッヒ細胞という特殊な細胞で作られますが、この細胞が加齢とともに減少するために、テストステロンも加齢とともに減っていきます。テストステロンが減少すると、男性らしさや性機能が低下するだけでなく、メタボリック症候群、心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患などの罹患率が上昇します。

テストステロンはまさに、男性が健康を維持するために、なくてはならない成分なのです。テストステロンはこれほど重要なのに、血中に分泌されて11~90分後には約半分に減少してしまいます。しかも、この減少するスピードは、加齢とともにさらに加速していくのです。

さらに、テストステロンの分泌量も、加齢とともに減っていきます。20~30歳代の男性が1日に分泌するテストステロンは7mg前後です。その後年齢とともに分泌量は徐々に少なくなっていきますが、中高年になると社会でも責任ある立場に立つことが多くなり、ストレスのために急激に減り始めます。

こうなると自律神経に異常をきたし、最悪の場合は男性更年期障害を発症することも少なくありません。

服用している薬も影響する?

精力減退の原因として、普段服用している薬の影響も考えられます。高血圧や糖尿病などは加齢とともに罹患率が増えるので、中高年になるとこれらの薬を飲む人も増えてきます。しかし、処方された薬によっては、精力減退につながる成分が含まれている場合があるのです。

また、抗うつ薬などを精神科や心療内科で処方されている場合も、注意が必要です。処方された薬の影響を知りたければ、主治医や調剤薬局に問い合わせて、精力減退に結びつく成分が入っていないか、確かめるといいでしょう。

精力減退を予防するには

精力減退は、気をつければかなり予防することができます。精力減退を予防するには、まず食生活を見直しましょう。ただ空腹を満たすだけの適当な食事内容では、勃起力を高めて精力減退を改善することは難しくなります。

バランスの取れた食事を摂ることで、体調をととのえ精力にあふれる健康体を作ることができます。では、バランスの取れた食事とはどんな食事かといいますと、ごはんなど穀類の主食を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のおかずを食べることが基本となります。

それに、たっぷりの野菜、きのこ、海藻などの副菜と汁物を組み合わせた食事が理想的です。また、これに加えて、カロリーを摂りすぎないことも大切です。そのため、甘すぎる味付けなどは糖分が多いので控えたほうがいいでしょう。

同様に、醤油や塩を使いすぎる味付けも好ましくありません。このように、使う材料だけでなく味付けまで含めて、バランスの取れた食事ができあがります。

栄養バランスを整えるには

栄養バランスのよい食事にするには、食卓に3色の食材を揃えるといいでしょう。3色とは、黄色と赤と緑です。ごはんやパン、麺類などの穀類を中心とした主食が「黄色」となります。肉、魚、卵などを中心としたおかずは「赤」で、野菜や海藻などで作る副菜が「緑」です。

これらの3色の食材を適量ずつ使った食事が、いわゆるバランスのよい食事になります。ちなみに、黄色のグループには、炭水化物が多く含まれています。炭水化物は吸収されると糖に変わり、すぐにエネルギーとなって体や脳を動かすために使われます。

しかし、余った糖分はインスリンによって脂肪に変えられ体内に蓄積されます。食べたものをすぐエネルギーに変えられる点はすぐれていますが、余分な糖分が脂肪になり肥満の原因となってしまいます。

赤のグループは、魚、肉、卵、乳製品、豆類などの蛋白質が中心です。蛋白質は体内でアミノ酸に分解され、筋肉や内臓、髪、爪などの成分となります。また、ホルモンや酵素、免疫細胞もアミノ酸から作られます。

さらに、遺伝子情報のDNAもアミノ酸から作られるなど、アミノ酸は体を作るために、なくてはならない成分です。このアミノ酸には大きく分けて2種類あります。それは、体内で合成できるアミノ酸と、体内では作れないため、食事などから摂取するアミノ酸の2種類です。

体内で作れないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼びますが、必須アミノ酸を摂取するために、いろんな栄養素を食事から摂らなくてはならないのです。必須アミノ酸が不足すると、免疫機能が低下して病気がちになったり、ホルモンバランスが崩れたり筋肉が衰えるなどの不調が生じます。

緑のグループは、ビタミン・ミネラルが豊富なものが中心です。また、カロリーの低い食材が多いので、緑のグループの食材をたくさん食べて満腹すれば、カロリーの過剰摂取を防いでダイエットにも効果があります。

脂質の重要性

脂質が多いのは、肉の脂身や揚げ物、バター類だけではありません。魚や乳製品、ナッツやアボカドなどにも脂質が含まれています。脂質は効率のよいエネルギーであり、細胞や内臓、神経などを構成する成分としても重要です。

さらに、脂質にはビタミンの運搬を助ける働きもあり、私たちの体をあらゆる面で支えてくれています。また、ホルモンの分泌や肌や髪が生き生きとするためにも、脂質が欠かせないことがわかってきました。

脂質の中でも、特に青魚やくるみ、アマニ油、シソ油などに含まれるオメガ3や、オリーブオイルなどの脂肪酸には非常に重要な働きがあります。それは、コレステロールを下げたり血圧を下げる作用です。脂質の摂り過ぎは悪影響を及ぼしますが、脂質そのものは人体にとってなくてはならないものなのです。

バランスのよい食事は健康な体を維持するのに必要不可欠です。それだけではありません。バランスを欠いた食事を続けていると、精力減退を招いたり、男性機能が低下するなどの弊害が生まれることにもなりかねません。

良質な睡眠をとる

睡眠は、体を健康に保つために重要なものです。睡眠不足が続けば、必ず体に異常をきたします。また、睡眠時間は十分でも、良質な睡眠を取っていないと、睡眠不足と同じことになってしまいます。では、良質な睡眠とはどんな睡眠なのでしょうか。

良質な睡眠には3つの条件があります。

それは、「寝つきがよく」、「ぐっすり眠れて」「朝すっきり起きられる」ことです。
この3つさえ揃えば問題ありません。しかし、たったこれだけのことが難しいのです。だけど、良質な睡眠が取れないと、成長ホルモンの分泌がうまくいかなくなってしまいます。

また、睡眠の質は体内の新陳代謝や、自律神経のバランスを調整する上でも非常に重要です。さらに、睡眠の質を向上させるだけで、疲労回復の効果があります。しかも、肉体疲労だけでなく脳内の見えない疲労も、取り除くことができるのです。

では、どうすれば良質な睡眠が取れるのかといいますと、これにはちょっとしたコツがあります。コツというのは、こうすると良質な睡眠につながるというノウハウのことですが、次にそれをご紹介しましょう。

就寝3時間前に夕食を済ませる

夕食後すぐに寝ると、寝たあと胃腸が消化活動をしなければならず、内臓が休息できなくなります。これが、同じ睡眠時間でも眠りが浅くなる原因になるのです。

温かい飲み物で眠気を促す

温かいものを飲んで内臓から温まると、その体温が下がるときに自然な眠気を催します。しかし、カフェイン入りの飲み物は逆効果となるので注意しましょう。

ぬるめの風呂でリラックスする

38度ほどのぬるめのお湯に5~30分つかると、体がリラックスして眠くなります。

リラックスできる音楽を聴く

音楽のジャンルは何でもいいので、自分の好きな曲を聴きましょう。寝るためだからといって、静かな音楽にする
必要はありません。自分がリラックスできる曲なら、寝る前に聴くだけで自然と眠くなります。

喫煙が精力を減退させる

タバコにはニコチンやタールのほか、200種類以上の有害物質が含まれています。また、発がん性物質だけでも50種類以上含まれるといいますから、タバコはまさに百害あって一利なしといったところでしょう。しかも、ニコチンに強い依存性があるため、一度吸いだしたらやめられなくなります。

ニコチンの依存性は、ヘロインやコカインよりもずっと強いといいますから、喫煙者がタバコをやめられないのは当然のことでしょう。しかも、タバコの弊害はこれだけではありません。タバコには血管を収縮させる作用があるため、男性機能を低下させ精力減退を招くことになります。

飲酒が精力を奪う

飲酒は肝臓によくないだけではありません。飲酒をすることで消化器や神経、筋肉、循環器などにも影響を及ぼします。しかも、過度の飲酒を続けると、脂肪肝を引き起こすことが知られています。脂肪肝になっても自覚症状はないため、本人が気づくことはありません。

しかし、この段階で飲酒をやめれば肝臓は正常に戻りますが、やめずに飲酒を続けると、アルコール性肝炎やアルコール肝線維症を引き起こします。ここまでくると自覚症状が出てきますが、それでも飲酒をやめないと、今度は肝硬変にかかってしまいます。

飲酒はこのほか、膵炎を起こしたり、胃や腸に弊害をもたらしてさまざまな病気の原因となります。さらに、飲酒は循環器にも悪影響を与え、心筋梗塞、心不全、高血圧、脳梗塞・脳出血、不整脈、末梢血管障害といった重篤な病気につながります。これだけの障害の元となる飲酒は、当然ながら男性機能にも影響を及ぼし、精力減退を招くことになります。

適度な運動が精力減退を抑える

運動選手で精力のない人はまずいません。運動で培った体力は、そのまま精力ともなるのでそれは当然のことでしょう。別に運動選手ほどの激しいトレーニングをする必要はありませんが、適度な運動を定期的に続ける人には、精力の減退があまり見られません。

精力減退を抑えたいなら、運動をすることをおすすめします。軽いジョギング程度でいいので、定期的に続けることで、精力減退を抑えて若々しい体を維持することができます。

まとめ

精力減退は加齢とともに起こるもので、ある程度やむを得ないものです。しかし、ストレスなどの影響で若い人でも精力が減退することがあります。精力減退を予防するには、バランスの取れた食事や良質な睡眠のほか、禁酒禁煙が大切なポイントとなります。

また、精力減退を効率的にカバーする方法として、精力増強サプリを飲む方法もあります。

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