【メタボの種類と改善策】放置せずしっかり対処を!

【メタボの種類と改善策】放置せずしっかり対処を!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
メタボの男性

最近、メタボリックシンドローム症候群について話題に上ることが多いです。

しかし、具体的にメタボが何か、どういった問題があるのかということはきちんと認識されていません。

どのような症状がありどうやって改善すればよいのでしょうか。

メタボとは

内臓肥満

中年男性になると体重があまり増えていないのにお腹がぽっこりと目立ってくる人がいます。

これは皮下脂肪ではなく内臓脂肪が原因のことが多いです。

一般的にメタボと呼ばれる人たちは内臓のまわりにびっしりと内臓脂肪がつくことが症状として挙げられます。

指でつまむことができる脂肪が皮下脂肪であり、指でつまむことのできない脂肪が内臓脂肪です。

内臓脂肪は腸間膜(ちょうかんまく)といわれる組織についています。

内臓脂肪の特徴は一時的にエネルギーを蓄えること、内臓の固定と衝撃緩和のクッションとなること、蓄積されやすいことです。

内臓脂肪が増えることでただ体重が増えるだけでなく体内に病気を引き起こす原因にもなります。

高血圧

メタボになると高血圧を引き起こす可能性が高まります。

これは冠動脈などが動脈硬化を起こしやすくなること、心筋梗塞などの心疾患を引き起こしやすくなることが原因です。

メタボの診断基準では血圧値は最高130mmHg未満で最低85mmHg未満となっています。

これは一般的な人の血圧の正常範囲なので診断基準としては少し厳しいように見えますが、虚血性心疾患の危険因子にもなるものです。

そのため、メタボの診断基準は心疾患の危険因子を未然に防ぐための数値となっていると考えられます。

高血圧は心疾患のリスクが高まる病気でもあります。

そのためメタボと重なってしまうとかなりの注意が必要です。

高血圧と診断されていなかったとしても、正常よりも少し高め程度であっても脳卒中や心疾患などを引き起こす可能性もあり気を付けておく必要があります。

脂質異常症

脂質異常症もメタボの診断基準の一つです。

診断基準としてはメタボも脂質異常症も中性脂肪が150mg/dl以上、HDLコレステロールが40mg/dl以下となっています。

脂質異常症というのは血液中に含まれている脂質が異常に高かったり異常に少なかったりする状態です。

以前は高脂血症といわれていたもので、2007年から呼び名が変わっています。

脂質異常症は血液中に含まれる脂質の種類でいくつかの種類があります。

血液中の総コレステロールが高い状態が高コレステロール血症です。

生活習慣によって起こるものですが、最近ではこの数値はあまり注目されていません。

代わりに心血疾患の危険要因とされているものが高LDLコレステロール血症です。

コレステロール検査値の中で絶対的に危険とされています。

他にも低HDLコレステロール血栓や高トリグリセリド血症といったものも脂質異常症です。

高血糖

高血糖もメタボの診断項目の一つで、メタボの基準となる血糖値は空腹時血糖で110mg/dl以上、またはHbA1c5.2%以上となっています。

この数値はもう少し高くなると慢性高血糖症や糖尿病の診断基準となるものです。

高血糖というのは血圧中のグルコース濃度が高い状態のことを意味します。

高血糖状態が過剰な状態が慢性的に続いてしまうと臓器障害を起こす可能性があるものです。

高血糖は糖尿病の原因になりますが、それ以外にも高血糖症や脂質異常症といったものを引き起こす原因にもなります。

メタボが引き起こす病気

メタボが引き起こす病気にはどういったものがあるのでしょうか。

病気のリスクを減らすためにも引き起こしやすい病気を知っておくことが大切です。

糖尿病

糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が異常に高い数値を示す病気です。

症状が出ないので気付きにくい病気ですが、悪化すると意識障害や昏睡になるなど命に係わる危険もあります。

脳卒中

脳卒中は三大成人病の一つとも言われているものです。

脳にある血管が詰まったり傷ついたりして起こります。

脳の血管が詰まる脳梗塞、血管が破れる脳出血などが脳卒中には含まれています。

メタボによって引き起こされる脳卒中で最も高いのが脳梗塞や一過性脳虚血発作です。

動脈硬化がひどくなると起こりやすくなるもので、メタボの人は血管が詰まりやすい要因を複数持っているためにメタボになる危険性が高いといえます。

脂質異常症

脂質異常症は血液中のコレステロールが蓄積されていき動脈硬化を引き起こす原因となります。

大量にアルコールの摂取をしている場合には膵炎を起こす可能性も高いです。

自覚症状が全くないために症状が出て初めて気づくということもあります。

健診で自分のコレステロール値を確認して健康管理をしておくことが必要です。

高尿酸血症

高尿酸血症は痛風予備軍ともいえるものです。

メタボは内臓脂肪が増えるものであり、これは体内での尿酸の産生につながります。

そのためメタボになると高尿酸血症を引き起こしやすくなりますし、ひどくなると痛風にもなるのです。

内臓脂肪が増えると血糖値が下がりにくくなるだけでなく、腎臓の働きを低下させることにもなります。

そのため尿酸の合成を促進するだけでなく尿酸の排泄も妨げてしまうことになるのです。

心臓病

心臓病は心臓に起こる病気の総称です。

心疾患とも呼ばれています。

心臓は全身に血液を送るという大切な役割を持っている器官です。

そのため心臓に病気が出てくると重大な病気を引き起こす可能性があります。

こんな生活はメタボになる原因?

メタボになる生活には特徴があります。

長年の習慣というのは簡単に変えられないものです。

早いうちから意識してできるだけ改善していくことが求められます。

暴飲暴食

食べすぎ、飲みすぎというのは肥満の原因となるものです。

また、暴飲暴食する人の多くは食べるペースが速く良くかんでいません。

そういった食生活をしていると肥満になりメタボになる可能性が高いです。

胃腸への負担も考えると食事は腹八分を心掛ける必要があります。

満腹感がないと感じる人はよく噛むようにするだけで満腹になりやすいです。

栄養バランスを考えて食事をすることで脂質や糖質の摂りすぎも予防できます。

バランスの良い食事を心掛けること、お酒は適度にすることが大切です。

睡眠不足

睡眠不足は生活習慣が乱れる原因となります。

毎日の生活の中でストレスが溜まっていると自律神経のバランスが乱れることで睡眠不足になることもあります。

睡眠不足を解消するためにもできるだけ規則正しい生活をすること、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

食事や生活リズム、運動や睡眠といったものを適度にとることを心掛けると効果があります。

慢性的な運動不足

運動する量が少なくなると食べているカロリーをきちんと消費できず太る原因となってしまいます。

運動をすることはブドウ糖や脂肪酸の消費に効果的です。

運動をするためにジムに通ったりランニングをしたりする人もいますが、続けなければ意味がありません。

また、無理をしすぎずできることから始めるためにも、車に乗る頻度を下げたりエレベーターではなく階段を使うようにしたりすることも十分効果的です。

タバコの吸い過ぎ

タバコを吸うことは動脈硬化を促進させますし、糖の代謝や脂質の代謝異常を起こす原因です。

メタボだけでなく虚血性心疾患や脳梗塞といったものを引き起こす可能性もあります。

そこで、メタボ予備軍やメタボの人は禁煙をすることから始めようといわれることが多いです。

すぐに突然禁煙をすることが難しいこともありますから、まずはタバコを吸う本数を減らしていくことから始めていきましょう。

メタボを改善するには

メタボを改善するためには具体的に何をすればいいのでしょう。

毎日できることから行って内臓脂肪を減らしていくことが大切です。

適度な食事量を取る

メタボになる人の多くは偏った栄養バランスでの食事をしており、食事の内容を改める必要があります。

さらに食べ過ぎ飲みすぎも多いです。

そこで、まずは適切な食事量、食事内容を意識することからはじめましょう。

特に加飾傾向にあった人は慣れるまでは食べる量をセーブするのはつらいことも多いです。

よく噛むようにすると消化吸収をしやすくなるとともに満腹になりやすくなりダイエットにも効果があります。

食物繊維を意識して摂取

メタボになる人の多くは肉食であり野菜不足です。

野菜不足になると食物繊維が不足してしまい、便秘になってしまいます。

便秘以外にも老廃物が体に溜まることでどんどんと太りやすい体になってしまいメタボが進みやすくなってしまうのです。

そこで、毎日の食事の中でできるだけ野菜を食べるようにすること、特に繊維質の豊富な食事を心掛けると便秘も解消されますし、痩せやすくなります。

満腹にもなりやすいので、食べすぎている人には食欲をおさえることにも効果があります。

無理の無い有酸素運動を行う

メタボの人は運動不足の人が多いです。

運動不足解消のためにも、内臓脂肪を燃やすためにも有酸素運動は効果があります。

有酸素運動はランニングやジョギングなどがあり、20分以上の運動で脂肪が燃焼し効果的です。

ただ、慣れていない状態で有酸素運動を行おうとすると体にも負担がかかりますし長続きしない原因にもなります。

そこで、無理ない範囲から行うことが効果が出るまで続けるためにも効果的です。

継続的にストレッチをする

ストレッチも血流が良くなりますし内臓脂肪を燃やすのにも効果があります。

お風呂上りは体が柔らかくなっているのでストレッチもしやすいです。

ただ、お風呂上りにあまりにもしっかりとストレッチをしてしまうと交感神経が優位になってしまい目が覚めてしまい睡眠不足を起こしてしまいます。

程よいストレッチは安眠効果にも効果的なので適度に行うようにしましょう。

まとめ

メタボはただお腹に脂肪がつくだけでなく重大な病気を引き起こす可能性もあります。

そこで早いうちから対策をしてできるだけ改善することが大切です。

人によってメタボの原因となっているものは違います。

自分の生活を振り返り改善するべきことが何かを考えて取り組んでいきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

error: Content is protected !!