健康的な男性ほど精力が強い!?運動や筋トレと精力増強効果の関係とは?

定期的に運動している男性は、みんな溌溂としてみなぎる精力を感じます。もしかすると、精力と運動には密接な関係があるのかもしれません。

また、運動や筋トレで精力が増強するといいますが、それは本当なのでしょうか。

ここでは、運動や筋トレと精力増強との関係を検証してみることにします。

【運動と男らしさの関係】

継続して運動している男性は、たくましくて頼りがいがありそうで、とても男らしく見えます。また、運動している男性は精力がありそうに見えます。プロ野球選手など、テレビで見ると体も大きいしいかにも鍛えてるって感じだし、セックスも強そうに感じてしまいます。

これは、多くの方が同じように感じるのではないでしょうか?

この記事を読んでいる方の中には、何かスポーツをやっている方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、スポーツをやるようになって、健康になっただけでなく、精力もついてきたと感じているのではないでしょうか。おそらく間違いないと思いますが、いかがですか?

また、自分がスポーツをやっていなくても、周囲にやっている人がいれば、同じように感じるはずです。つまり、スポーツをやっていると男らしくなるし、精力もついてくるということです。これは間違いありません。

【テストステロンとは?】

精力について考えてみると、テストステロンというホルモンの存在が浮かび上がってきます。実はこのホルモンこそが、男らしさを作ったり精力をみなぎらせる元なのです。

ところで、テストステロンは体のどこで作られるのでしょうか。男性の場合、約95%が睾丸(精巣)で作られ、あとの5%が副腎で作られます。

※男性の場合と断ったのは、テストステロンは女性にもあるからです。

テストステロンはコレステロールから作られます。何かと嫌われることの多いコレステロールですが、体内でテストステロンという重要な成分を作る材料となっています。コレステロールは、体内で数々のプロセスを経てテストステロンに合成されます。

ちなみに、テストステロンの分泌量は、脳からの命令でコントロールされていますが、若いときは多く分泌して年齢とともに分泌量が減るのは、脳がそのようにしていることになります。

分泌されたテストステロンは、11~90分で約半分に減ってしまいます。減った分は、大部分が肝臓で分解されて尿になって排出されます。せっかく作ったテストステロンは、体内でこういうもったいない使われ方をするのです。

そのため、テストステロンは常時作られ続けなければなりません。ところが、テストステロンは年齢とともに分泌量が減っていきます。

そこが問題なのです。

ちなみに、テストステロンは夜明け前から午前中にかけて多く分泌されることがわかっています。若い人が毎日朝立ちするのは、テストステロンが夜明け前に多く分泌されるからなのです。

言い換えると、年齢とともに朝立ちがなくなるのは、夜明け前に分泌されるテストステロンの量が減っていくからなのです。テストステロンの分泌を増やすには、原料となるコレステロールをしっかり摂取することです。まずこれが基本となります。

コレステロールが不足すれば、テストステロンは作られなくなります。しかし、コレステロールは過剰に摂取すると、体内でさまざまな障害を引き起こしますので、摂り過ぎないように注意しましょう。

また、適度な運動や十分な睡眠も、テストステロンを作るために重要な条件となります。もちろん、ストレスもテストステロンの大敵ですから、健康的な生活習慣を作ることが大切となります。

テストステロンの分泌を増やすには、正しい食生活をすることが大切です。しかし、いくら栄養バランスを考えた食事をしても、運動しないと肥満になってしまいます。肥満はテストステロンの分泌を妨げる要因となるので、食事と運動はどちらが欠けてもだめなのです。

食事と運動のどちらも重要と考えるのは、アスリートと同じです。アスリートはみな健康的で精力もあって明るく前向きです。つまり、テストステロンを増やすには、アスリート的な生活習慣が大切なのです。別にアスリートほどの激しいトレーニングは必要ありませんが、適度な運動は欠かせません。

加齢とともに分泌量が減る

テストステロンの分泌は20代をピークに、少しずつ減っていきます。しかし、中高年になると会社で重要な仕事をまかされる立場になるため、ストレスのために急激にテストステロンの分泌量が減ってしまいます。こうなると自律神経の乱れと精力減退が起こり、男性更年期障害を発症しやすくなります。

中高年になって精力が衰え勃起力が低下するのは、こんなところに原因があるようです。では、加齢とともにテストステロンが減少したら、どうすればいいのでしょうか。

【男性ホルモン補充療法とは】

テストステロンの減少をカバーする方法として注目されているのが、「男性ホルモン補充療法」です。これは、テストステロンを注射して、減少分を補充するものです。この療法を受けるには、2~3週間ごとに通院して、テストステロンを注射してもらう必要があります。

この療法は、テストステロンを注射するのですから、かなり効果があります。注射器で高用量のテストステロンを注入するので、もっと低用量にしたい人のために、皮膚から少しずつ補充するタイプもあります。

この療法による副作用には、女性化乳房、ニキビ、多血症などがありますから、事前に知っておいたほうがいいでしょう。また、前立腺肥大症の人は、テストステロンの投与によって、症状が悪化するおそれがありますから注意が必要です。

【テストステロンは性衝動の起爆剤】

男性の性欲や性衝動は、すべてテストステロンがもたらす作用です。そのため、テストステロンが少ないと性欲も起きないし、セックスしたいという気持ちにもなりません。

女性を惹きつけるフェロモンを出したり、ドーパミンという興奮する神経伝達物質を分泌するのも、テストステロンの働きなのです。さらに、勃起を促すのもテストステロンですから、まさに男性の性機能のすべてを握っていると言っても過言ではないのです。

【筋トレと運動で増やす】

筋トレや運動をすることで、テストステロンの分泌量を増やすことができます。

筋トレにもいろいろありますが、大きく分けて以下の3つに分類することができます。

・自重トレーニング
・マシントレーニング
・フリーウエイトトレーニング

自重トレーニングとは、腕立て伏せや腹筋、スクワットのように、自分の体重を利用して行う筋トレのことです。器具を利用したトレーニングに比べて、インナーマッスルを鍛えるのに適した筋トレです。また、お金もかからずいつでもどこでも、やる気さえあればできるのも、自重トレーニングの特徴です。

マシントレーニングは、ジムなどにあるマシンを利用したトレーニングです。安全性が高く、インストラクターの指導も受けられるので、効率よく筋肉を鍛えることができます。しかも、筋肉に与える負荷を細かく調節することができるので、筋トレ初心者でも鍛えたい場所の筋肉を的確に鍛えることができます。

ただし、動きの動作が一定で自由が利きにくいのが難点です。また、ウエイトをコントロールする力を養うのには向いていません。

フリーウエイトトレーニング

ダンベルやバーベルのような器具を使用したトレーニングです。自由に動ける分、自分に合わせて効率のいいトレーニングをすることができます。ただし、正しくないフォームで行なうと効果が半減するだけでなく、ケガをするおそれがあるので注意しましょう。

【筋トレでテストステロンを増やすには】

筋トレをすることで、テストステロンの分泌量を増やすことができます。ここで行う筋トレは、ボディビルダーになるための筋トレでもなく、スポーツの基礎筋肉を作るためのものでもありません。あくまでも、テストステロンの分泌量を増やすことを目的とした筋トレです。

そのため、筋肉を効率よく増やすための筋トレと考えてください。それには、まず大きな筋肉を鍛えることがポイントとなります。大きな筋肉とは、大胸筋・背筋・腹筋、大腿四頭筋などです。このような大きな筋肉を鍛えるほうが、効率よく筋肉を増やすことができて、テストステロンの分泌量を増やすことにつながります。

大きな筋肉を鍛えるには、ジムに通ってマシントレーニングをすると効率的です。トレーナーの指導を受ければ、筋トレもスムーズにいきますし、手本を見せてもらえるなど、メリットがいっぱいあります。

フルストレッチをする

フルストレッチとは、筋肉を最大限まで伸ばすことです。ストレッチは、筋トレの効果を上げるために大切なものですから、必ず行うようにしましょう。筋肉を最大まで伸ばし、今度はしっかり収縮させてください。

ちなみに、フルストレッチには筋肉をほぐす効果もあります。筋トレのあとにフルストレッチをすると、筋肉疲労を抑えることができるので、トレーニングが終わったら必ずやるようにしましょう。また、体をほぐすことで、怪我をしにくくなりますので、フルストレッチにはさまざまな効果があります。

自重トレーニングと違って、マシントレーニングをやると体に大きな負荷がかかります。そのため、最初は慎重に行うようにしてください。インターバルも、少し長めに1~2分くらい取るようにしましょう。

つまり、ひとつの運動が終わって次に移るときに、1~2分休憩するということです。また、筋トレは毎日すればいいというものでもありません。毎日だと筋肉の疲労が取れず、かえって効率が悪くなってしまいます。だいたい、週2~3回のペースで行なうのがいいでしょう。

何でもそうですが、やり過ぎると逆効果となってしまいますから、注意が必要です。筋肉は、運動後に一定の休息を与えるほうが筋肉量が増しますから、この性質をうまく利用すれば、効率よく筋トレの効果を上げることができます。

また、筋肉を効率よくつけるには、オールアウトが効果的です。これは限界ギリギリまでの、ハードなトレーニングをすることを意味します。しかし、オールアウトのあとは必ず2~3日の休息が必要となります。毎日オールアウトしても疲れるだけで効率が落ちる上に、オーバーワークとなって怪我をしやすくなります。

【どんな筋トレがいいのか】

ちなみに、テストステロンの分泌量を増やすための筋トレは、スポーツジムでなくても十分可能です。

以下にその方法を紹介しましょう。

スクワット

スクワットは、いつでもどこでもできる、自重トレーニングの代表的な筋トレです。スクワットをすることで、大腿四頭筋・大臀筋・脊柱起立筋など、下半身の大きな筋肉を鍛えることができます。また、スクワットは精力増強にも効果的なので、ぜひ取り入れましょう。

スクワットの正しいやり方は下記のとおりです。

1.まず、足幅を肩幅と同じくらいに開き、足先を少しだけ外側に向けます。

2.股関節から体を折りますが、このとき上半身は45度をキープします。

3.尻を下にまっすぐ落とすイメージで下げて、太ももと地面が平行になったら止めます。

4.そして、ゆっくり元に戻します。

この一連の動作を20回繰り返しましょう。ただし、連続して行なうのではなく、インターバルを30秒間おくのがポイントです。回数は、20回を1セットとして、3セット行なってください。素早くやるのではなく、ゆっくり時間をかけて、鍛える筋肉を意識しながら行なうのがポイントです。

また、スクワットは以下の点に注意して行いましょう。

・膝はつま先よりも前に出さないようにする。
・膝とつま先は同じ方向に向ける。
・背中を丸めないようにして、腰から頭まで一直線になるように意識する。
・1回のスクワットに長い時間をかける。
・特に大腿四頭筋を意識して行なう。

クランチトレーニング

クランチトレーニングは、腹直筋を集中的に鍛える筋トレです。お腹周りを引き締めてモテ度をアップしたい男性におすすめの筋トレですが、もちろんここでは、テストステロンを増やすのが一番の目的です。

クランチの正しいやり方は以下のとおりです。

1.仰向けに寝転がり、膝を90度に曲げて立てます。

2.両手を頭の後ろに回してしっかり固定します。

3.そして、息を吐きながらゆっくり上半身を上げていきます。

4.へそを覗き込むように上げて、軽く停止させます。

5.その後、ゆっくり元に戻します。

30秒間のインターバルをおき20回を1セットとして、合計3セット行ないましょう。腹直筋を意識して行なうとなお効果的です。

クランチトレーニングは、以下の点に注意して行いましょう。

・上半身を上げるときにへそを覗き込むようにする。
・体を上げるときに息を吐き、戻すときに酸素を取り入れるようにする。
・腰を床から離さない。
・足はしっかり固定する。

筋トレはかなりしんどいですが、習慣化して続けていくことで、次第にテストステロンの分泌量が増えて元気になり、精力も増強していきます。

【まとめ】

テストステロンの分泌量を増やすには、筋トレが非常に有効です。簡単にできる筋トレとしてスクワットとクランチがあります。これらの筋トレを実践すれば、テストステロンの分泌量を増やすことができます。